桜の開花が待ち遠しい!花が咲くと嬉しく感じるのはなぜ?
- YOSHINOBU NISHIKAWA
- 2023年3月10日
- 読了時間: 2分

こんにちは! ニコnewsです。
3月に入り、空気も日差しも暖かくなってきました。
桜の開花がいつになるのか、そろそろ気になるところ。
他の花のことはほとんど気に留めない人でも、なぜか桜だけは愛でたくなりませんか?
それはきっと、この時期ならではの心の変化と、色がもたらす効果が関係しているのだと思います。
日本人にとって桜とは?

桜の咲く季節は、日本の「年度」の終わりと始まりに重なる時期です。
卒業式と入学式、終業式と始業式、会社では入社式もありますね。
年末年始も節目ではありますが、子どもの成長や仕事上での区切りという点においては、1月よりも4月を「新しい1年の始まり」と感じる人も少なくないでしょう。
3月と4月は別れと出会いの季節であり、心も大きく変化する時期。
そんなときに咲く桜は、私たち日本人にとって「新しい季節の象徴」であり、「不安に対する癒やし」でもあるのです。
桜に癒やされるのはなぜ?

桜は種類によってさまざまな色がありますが、一般的には淡いピンクのイメージ。人の心を和ませる色で、優しさや幸福感の象徴とされています。
よほど特別な事情がない限り、桜の花を見て嫌な気持ちになる人はいませんよね。
きれいに咲いた桜の下で、家族や仲間と楽しい時間を共有できるお花見は、この時期の心理にぴったりの行事。ハメの外し過ぎには要注意ですが、こういった時間を過ごすことで、また明日から頑張ろうと思えるのではないでしょうか。
儚さも魅力のひとつ

咲いているときはもちろんのこと、散っていく光景もまた美しい桜。
人気マンガ『鬼滅の刃』において、炎柱・煉獄杏寿郎のこんなセリフがあります。
「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、堪らなく愛おしく尊いのだ」 『鬼滅の刃』コミック8巻
咲いている期間が短いからこそ、美しさやその時期の貴重さが際立つのでしょう。
ピンクのつぼみが見え始めると、いよいよ桜の季節到来です。
短い期間しか味わえない日本の国花「桜」、今年は誰と愛でたいですか?
本記事参考サイト
ニコ株式会社 代表 西川
ライター 三葉紗代
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