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「笑う門には福来る」は本当!「笑い」がもたらす心と体の健康効果とは?

  • YOSHINOBU NISHIKAWA
  • 2023年9月1日
  • 読了時間: 3分


こんにちは! ニコnewsです。


「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」

(原語)We don’t laugh because we’re happy – we’re happy because we laugh.


これは、アメリカの心理学者であるウイリアム・ジェームズの名言です。


日本にも「笑う門には福来る」という言葉がありますね。明確な由来は不明ですが、ここでいう「門(かど)」とは「家・家庭」を指し、「いつも笑い声が満ちている家には、自然と幸福が巡ってくる」という意味になります。


笑うことで心が満たされたり癒やされたりする感覚は、誰もが感じた経験があるのではないでしょうか。


今回は「笑い」の効果について調べてみました。



「笑い」の効果は種類によって違う


「笑い」は、本人にも周りにも良い効果をもたらしますが、実はストレスを感じる「良くない笑い」も存在します。「良い笑い」と「良くない笑い」はどう違うのでしょうか。


良い笑い①「遊戯的笑い」



落ち込んだときに、お笑い番組やおもしろ動画などを見て大笑いし「スッキリした!」という経験がある方も少なくないでしょう。


人を笑わせるために作られたものを見たり聞いたりして、単純に面白いと感じて笑うことが「遊戯的笑い」です。大きく笑うほど、ストレス解消に効果があると言われています。



良い笑い②「支援的笑い」



笑わせること自体が目的なのではなく、心に寄り添って自然に笑顔にさせるのが「支援的笑い」。落ち込んでいる相手を励ますとき、あるいは感謝やお祝いの気持ちを伝えるときなどに使われる、コミュニケーションのひとつです。


相手も自分も笑顔になれることから、遊戯的笑いよりも大きな幸福感が得られるとされています。



良くない笑い「攻撃的笑い」



同じ「笑い」でも、皮肉や冷笑的なものが「攻撃的笑い」。


相手を嫌な気分にさせるばかりか、自分の心にもマイナスの影響を与えるという結果が出ているのだとか。この「笑い」は、一時的な快楽は得られても、結果的にストレスにつながります。


つまり、顔では笑っていても、心の奥底では楽しく思っていない証拠でもありますね。



「笑顔」の効果は科学的にも証明されている



笑顔がもたらす内面的効果


誰かの笑顔を見たり自ら笑顔を作ったりすることで分泌が促進されるのが、脳内の幸福ホルモンであるセロトニン。また、脳内でエンドルフィン(脳内麻薬とも呼ばれ、痛みやストレスによる苦痛を抑える作用がある)も放出され、心地よい感覚がもたらされます。


さらに、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを低減し、リラックスを促進する効果もあります。



笑顔がもたらす対外的効果


笑顔は他人に対する友好的な態度や信頼を示し、コミュニケーションの障壁を低くして社交的なつながりを築きやすくします。


その結果、対人関係でのストレスが軽減し、心の安定にもつながります。





笑うという行為は、決して表面上だけのものではありません。心や体と密接に関わっているからこそ、その効果も大きいのです。


もし「最近、あまり笑っていないな」と感じるようでしたら、無理のない範囲で「笑顔」や「良い笑い」を意識的に取り入れてみませんか。



本記事参考サイト






ニコ株式会社 代表 西川



ライター 三葉紗代



 
 
 

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